脇のブツブツを改善!正しいムダ毛処理と肌トラブル対策法!

肌トラブルの改善方法を教えて下さいよ!
早く!待てない!ハリーハリー!

なんてせっかちなクソ女なの……。
そんなせっかちだから脇がスプラッタ地獄になってるのよ

時間は有限なんですよ。
ミソとかスプライトとかどうでもいいから簡潔に要点だけお願いします

肌トラブルの改善方法
肌トラブルの種類と、原因は前の記事で紹介しましたね。
今回はその改善方法について、肌トラブルの種類ごとに見ていきましょう。
カミソリ負け
カミソリ負けは細かい傷がたくさんついている状態です。ひとつひとつの傷は小さいので、1週間程度カミソリを使わないだけで完治しますが、1週間カミソリを使わない、というのは人によって難しいですよね。
そういう場合は市販薬のオロナインを塗って様子をみてください。オロナインは殺菌効果と鎮痛作用があり、ヒリヒリした痛みが軽減されます。
オロナインはあくまで医薬品です。カミソリ負けしている部分はオロナインでいいですが、その周りはボディ用の保湿化粧品で保湿するようにしましょう。
また、尿素配合の商品がカミソリ負けしている部分に触れると、しみて痛くなります。カミソリ負けの周りを保湿する場合はしっかり成分表記を確認してくださいね。
黒ずみ(色素沈着)
黒ずみは毛穴への刺激が大きすぎることが原因です。まずは刺激を最低限にするようにしましょう。そして美白効果のある化粧品で、気になる部分を毎日ケアしていくと少しずつ改善されていきます。
少し我慢してムダ毛処理を止めて、朝と晩に美白化粧品を使ってみてください。商品にもよりますが、3~4週間程度で黒ずみがかなり改善されるはずです。
夏場であったり、仕事中どうしても自己処理を止めれないという人も、朝と晩の2回にしっかりと美白化粧品を塗りこむことで徐々に改善されていきます。
「美白化粧品は高くて顔以外に使えない……」という人には、ムダ毛処理後に使えるローションがおすすめです。安価なものは1000円未満でドラッグストアやコスメショップなどで販売しています。
美白効果のある豆乳と、抑毛効果のあるパイナップルが配合されているものが良いでしょう。
毛穴のポツポツ(盛り上がり)
毛穴のポツポツの正体は、毛抜きで毛を抜くことが原因です。
毛抜でムダ毛を抜くことをやめて、肌の保湿をしっかりしてあげることで改善されていきます。毛穴のポツポツは毛ごと毛穴を引っ張って、負担をかけすぎた結果です。お肌を労るためにもしっかりと保湿をしてあげてください。
本当はケア期間を1ヶ月以上とって、その間はムダ毛処理をしないのが一番ですが、そうもいかないですよね。
どうしてもムダ毛の処理をしないといけない場合はカミソリか電気シェーバーを使って処理するようにしましょう。毛抜を使うとまた悪化してしまうので厳禁です。
埋没毛
埋没毛は毛が肌の中に埋まっている状態です。埋没毛を針や毛抜で無理やりほじり出す人がいますが、傷跡になる可能性が非常に高いので絶対にやめましょう。スクラブをゴシゴシと使って無理やり出すのも逆効果です。
埋没毛は毛が限界まで伸びると、肌の中で自然に分解されるので、新陳代謝を良くすることを心がけましょう。ピーリング石鹸や、スクラブを使うことで、肌のターンオーバーを促すことができます。
ピーリング石鹸やスクラブを使う注意点としては、「過剰な頻度でやらない」、「擦り過ぎない」、「使ったあとの保湿をしっかりする」の3ポイントです。
ピーリング石鹸はふわふわに泡立てて、指で泡を押すように、気になる部分を洗いましょう。スクラブを使う場合は小鳥を撫でるように、やさしい力で擦ります。やりすぎると健康な肌まで傷めてしまうので、週に1度のスペシャルケアとして考えましょう。
どちらもしっかりとすすぎ流してから、念入りに保湿をしてください。
また、埋没毛は伸びていく最中にかゆみを伴うことがあります。必要に応じて痒み止めを塗るなどして、絶対にかかないようにしましょう。かいてしまうと炎症や怪我を招き、せっかくのケアが無駄になってしまいます。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎は毛穴に雑菌が入り炎症を起こして膿んでいる状態です。一番良いのは皮膚科に行くことですが、患部がデリケートゾーンだったり、患部付近の肌が汚かったりすると病院にかかるのをためらってしまいがちです。
自宅でできるケア方法としては、患部を薬用石鹸で優しく洗って清潔にします。その後にドルマイコーチ軟膏や、ドルマイシン軟膏などの、抗生物質が入った軟膏を塗って様子を見てみてください。
痛みがないものや、2~3個程度の数が少ないものでしたら自然に治ります。しかし、一度に大量にできたり、治っても次の毛嚢炎ができる……ということが続くようであれば、皮膚科を受診して、抗生物質を処方してもらいましょう。
毛嚢炎は間違ったケアをしてしまうと、傷跡になる可能性が高いものです。少しでも不安であれば、思い切って皮膚科を受診してみてください。デリケートゾーンにできた毛嚢炎などは、女医さんがいる病院に行くと安心です。
怪我
出血してしまった場合は、すぐに患部を水ですすぎます。シェービングクリームやボディソープなどが患部の近くについていれば、それもしっかりと洗い流しましょう。
傷口を洗い流したら、白ワセリンを塗って、患部より大きめに切ったラップで傷を覆います。その縁をサージカルテープなどで止めれば大丈夫です。
これは湿潤療法と呼ばれ、切り傷ややけどに対して『一番傷跡が残りにくい』とされているものです。衛生のためにも、ラップは一日に一度取り替えるようにしましょう。その際にも傷口の周りをしっかりと洗い流します。
ラップをいちいち用意するのが面倒、という人はキズパワーパッドを家に常備するのも良いでしょう。キズパワーパッドは湿潤療法を利用したばんそうこうで、こちらはだいたい2、3日に一度の交換で良いとしています。
不衛生なカミソリで怪我した場合は感染症を合併してしまう可能性もあります。患部が熱をもったり、化膿してきたりと、患部に異常が出てきたらすぐに病院にかかるようにしてください。
正しいムダ毛処理と肌トラブル対策法まとめ
紹介した肌トラブルを改善するためには保湿が何よりも大切です。自己処理の手段として一番メジャーなカミソリですが、間違った方法でカミソリを使うと、肌は想像以上のダメージを受けてしまいます。
そのダメージから肌が回復するために、保湿してサポートしてあげないといけません。
どの肌トラブルも原因となるポイントは2点。
・カミソリの歯が古かったり、毛抜などの器具や、手が不衛生。
・無理やり毛を引き抜いたり、何度もカミソリをあてることによる肌への負担の大きさ。
ムダ毛処理は常に清潔な状態で行うようにしましょう。カミソリや毛抜などの器具だけではなく、手や肌も清潔にした状態で処理をすることが大切です。
ムダ毛処理をした後だけではなく、こまめな保湿が肌トラブルの予防にも繋がっていきます。

(うっっっっっっっっわ、クッソめんどくさいな~。
もっとラクな方法ないかな……)

フサ美ちゃんの脇は世紀末だから全部のケアを死ぬ気で徹底して心がけないといけないけど、全部当てはまる人なんてそうそういないわ。
しっかりした保湿と、肌への刺激を少なくするだけでだいぶ変わるとは思うし

もっとこう、3日で効果が出て安価で1分くらいで済ませれるケアないんですか?
ぶっちゃけ死ぬほどめんどくさいんですけど

そんな方法あったら世の中スキンケア化粧品で溢れかえってないわよ。
怪我がすぐ治らないように、肌もそんなすぐには改善されないの。
諦めて全身に尿素塗りこみなさい

チクショー……。
でも全部をまとめると、毛抜もカミソリもやめて気長に保湿ケアしろってことですよね?やっぱりバリカン市場の回し者なんですか?

